玄米を食べないと‥発酵食品を摂らないと‥
最近流行りの腸活でそんな風に考えてませんか?
たしかに、腸活がいいというのも一理あります。けれども、今のあなたの腸って新たなモノを受け入れられる元気がありますか?
今回は、腸活以前にすべき食習慣についてお話します。
プラスでなくマイナスから!
腸活というと
発酵食品や食物繊維をしっかり摂り、善玉菌を増やそう!
と言われて、ヨーグルトや◯◯酵素、サプリメントといった新たなモノを勧められますが、そもそもあなたの腸が今弱っていたら、かえって負担になるばかり。
まずは腸内環境を荒らす原因となっている代表選手3つを減らしましょう!
原因1 砂糖
砂糖は腸内にいる菌の中でも、カンジダ菌を増殖させてしまいます!
カンジダ菌が増えすぎると有毒ガスが発生してしまい、
慢性疲労・イライラ・落ち込み・アレルギー症状
になりやすくなります。
カンジダ菌は甘い砂糖が大好物!スイーツやコンビニ菓子をよく食べているなら、少しずつ甘いモノを口にする機会を減らしましょう。
原因2 油
炒め物や揚げ物といった、精製された油をつかう料理を毎日食べてませんか?
私たちが暮らす日本は海に囲まれ綺麗な河川が豊かな、水資源に恵まれた国。だから水をつかってお米を炊いたり、野菜や海藻を調理してきました。
なので、油への耐性が低い体質で、とり過ぎると腸内で消化しきれず腸壁を荒らし、免疫機能が低下してしまいます。
油をつかうお料理はたまにいただく程度にし、つかう量を控えましょう。
原因3 お肉と卵
私たち日本人の腸の長さは、欧米人よりも長いんです。
だからお肉や卵のタンパク質をたくさん食べると腸内に長く留まり、有毒ガスや有毒細菌が増殖して腸内細菌のバランスが崩れてしまいます!
そもそもお肉や卵は、昔はほんの時たま口にするくらいのご馳走でしたね。
肉を食べよう!と推奨され出したのは明治以降で、まだまだ消化できる体質にはなっていません。
腸によけいな負担をかけぬよう、いただく回数は減らしましょう。
食べて元気になる食事って?
腸内環境を悪化させるモノが減るといわゆる「善玉菌」が増えやすい環境に整います。
挙げた食べ物を減らして「和食」でととのえると、自然にからだや心に必要ない食べ物は欲しなくなります。
歯の数からみた日本人に合う食べ物の割合は
穀物:野菜・海藻:魚・肉=5:2:1
です。
まずは炊きたてごはんと具だくさんのお味噌汁を中心に、メニューを考えてみてくださいね!
さいごに
食は「人を良くする」ものですが、薬ではありません。
時短とか効率よくとか、とかくスピード重視の風潮のせいか、多くの人が食事の効果にも即効性を求めがちです。
けれども、自分のからだは一生涯ずっとつき合い大事にしていくもの。
食事はムリせず長く続けられるメニューで、「おいしい!」という声が自然にあふれ出る食生活をすることで、からだも心もバランスが整い健康が築かれていきますよ♪
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