冷え症である生理痛の人が控えたほうがいい食べ物シリーズも3回目。
これも「体にいい」といわれている
飲み物なんですよね。
もしもコレを毎日飲んでいるなら、
ちょっと見直していただきたいです!
毎日飲んでる?
発酵食品は体にいいから積極的にとろう!
といわれる中で、注目を浴びたのが甘酒。
アミノ酸・コウジ酸、ブドウ糖など
栄養補給の点滴に含まれる成分とほぼ同じ栄養があり、
「飲む点滴」といわれるほどですね。
最近ではスーパーでもふつうに買えるくらいメジャーに。
けれども生理痛のある冷え症のあなたは、
積極的に飲むのはおススメできません。
甘酒って実は○○
栄養的には完ぺきですが、実は甘酒の性質は「陰性」
つまり、体を冷やします。
甘酒の原料のお米は中庸(陰でも陽でもない)に分類されますが、
米麹によって発酵する過程で酒になると、陰性になるんですね。
生理痛の大きな原因には体の冷えがありますから、
体質的に避けていただきたいワケです。
甘酒は夏の飲み物
実は江戸時代には、甘酒は夏の飲み物でした。
夏になると江戸の町には甘酒売りがやってきて、
町民たちは冷たい甘酒を涼をとる飲み物として、
また暑さからの疲労回復のために飲んでいたのです。
なので、甘酒は俳句の季語では夏。
甘酒売りがやってくると、
ああ夏がきたんだ!と感じる風物詩だったんですね。
腸活の誤解
誤解されがちですが、
腸内環境は発酵食品で良くなるのではなく。
様々な種類の腸内細菌が
バランスよく生きているから、良くなるんです。
甘酒を摂り過ぎると甘酒の糖質が好きな菌だけが、
異常繁殖してしまいます!
すると腸内環境の悪化になるんですね。
甘酒だから、甘い。
甘酒は発酵食品ですが、糖質です。
体内への吸収がいいので、
飲んでいると糖質の摂り過ぎにもなります。
甘酒の味は好きだから続けたい!
というのでしたら、飲む頻度を減らし、
時々楽しむくらいがいいでしょう。
私は甘酒の甘さは濃厚だなあと感じるので、
砂糖の代わりに甘酒で甘くするというように、
飲むよりは料理で活用しますね。
毎日飲むなら、皮ごと野菜のお味噌汁!
やはり毎日でも食べてほしいのは、
お味噌汁です!
皮ごとつかう野菜たっぷりの重ね煮のお味噌汁は、
発酵食品のお味噌と
いろんな野菜の食物繊維を一緒に食べられます。
ごはんとお味噌汁。
なんといっても、これがバランスよくおいしくいただける、
最高の組み合わせです♪
さいごに
食べ物の性質を知るって、大事ですね。
実は私は、江戸時代の甘酒のことを知る前は、
甘酒って冬の飲み物というイメージがありました。
冬にお寺や神社へ行くと、
近くのお店でよく温かい甘酒が売られてますからね。
甘酒で冷やし過ぎない工夫として、温めること以外には、
スパイスの力を借りること。
ジンジャーパウダーをひと振りしてみてくださいね!
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