最近食生活が乱れていてバランスのいい食事ができていない
バランスのいいメニューって、考えるのが難しい
そんなお悩みありませんか?
体にいい栄養をバランスよく食べるのは確かに理想的です。
けれどもビタミンやミネラルを頭で考えすぎると、本来のおいしさをつい忘れてしまいませんか?
正直なところ私は数字が苦手で、どの栄養が含まれているかなんて考えながら食べても、全然おいしく感じられません。
本当の意味で質の高い食事というのは、もっと自然体でおいしさを味わうものです。
その入り口となる「五感すべてで味わう」大切さをお伝えします。
現代人は五感をうまく使えない
・仕事が忙しくて食事は適当
・最近何を食べても美味しくない
こんな風に感じている方、もしかしたら五感の感度が弱くなっているかもしれません。
なぜなら日々の忙しさによって「本能」で感じることが後回しにされ、脳疲労が起きてしまうから。
せっかくバランスを意識しても、そうなってしまってはもったいないですよね。
バランスを考えるよりも五感をフルに使おう
本当の意味でバランスをとる必要があるのは、栄養ではなく五感です。
五感というのは、
- 外の情報を参考にして感じる
- 先入観や思考で感じた気になる
- 本能的に自分から感じる
この3つの感じ方があるのですが、
ネット社会で情報にあふれる現代では、1や2の「理性」が優位で、
3の「本能」で感じることが後回しにされがち。
だからこそ「本能」をフル回転させて食事ができれば、脳が正常に働き体と心のバランスが整っていきます。
味覚は五感すべてを使う
食べる上で重要な「味」は、実は味覚単独で味わえません。
単に舌で辛さ甘さ苦さを感じるだけではなく、匂いを嗅いで唇で触れ、喉越しでも味わいますし、噛むときの音や飲み込む音も感じています。
もちろん目で見て、食材からさまざまな色を楽しむこともしていますね。
五感すべてで味わうとバランスが整う
五感すべてで味わうことに集中すると、深く豊かな味わいが生まれ疲れた脳がリラックスし、体も心も癒され心からおいしいと感じられます。
だから、栄養バランスは重要視しなくても大丈夫!
では、どうやったら五感すべてで味わえるようになるか?そのポイントを3つ紹介しましょう。
①スマホやテレビを見ない
日ごろの食事を振り返ると、目の前にある食事に集中していないことが多くないですか?
まずは、スマホは食卓に置かずテレビのスイッチも切って、食事をすることにだけ向き合ってみましょう。
②「いただきます」と「ごちそうさまでした」をていねいに唱える
食前食後の挨拶で、五感で味わうスイッチを入れます。
しっかりと両手を胸の前で合わせたら、軽く目を閉じて、
感謝の気持ちをのせて唱えましょう。
③ゆっくりと呼吸をしながら食べる
五感すべてを使う時には、焦らずゆっくりと味わうことが大事です。
そのため、ひと口食べたらゆっくりと呼吸をして、食べ物の匂いや味、温度を感じてから飲み込むようにしましょう。
まとめ
食事の質を高めるのは、五感すべてで味わうことから!
・現代人は五感をうまく使えない
・バランスを考えるよりも五感をフルに使おう
・味覚は五感すべてを使う
・五感すべてで味わうための3つのポイント
①スマホやテレビを見ない
②「いただきます」と「ごちそうさまでした」をていねいに唱える
③ゆっくりと呼吸をしながら食べる
五感すべてで味わうと、脳も自然にリラックスして体も心も整います。
まずは3つのポイントを1つずつ実践していき、本当のおいしさに満たされる食事を楽しんでいきましょう!
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