太らないようカロリーを気にしている
からだにいい栄養素をサプリで補う
私たちが生きていく上で、食事は絶対に欠かせないモノ。
しかし、カロリーや栄養素のような数値を気にする食事に、あなた自身は満足感を得ていますか?
今回は、からだや心が本当にもとめている食事について、考えてみましょう。
いつもどんな食べ方をしている?
からだが健やかで心が軽やかになる食事というのは、「何を食べるか」よりも「どう食べるか」が重要です。
ここで、ふだんの自分と照らし合わせて以下の項目をチェックしてみましょう!
☑ 食べる時間がバラバラ
☑ 食事の時間がきたから食べる
☑ 時間を気にして一気に食べる
☑考え事をしながら食べる
☑テレビやスマホを観ながら食べることが多い
食習慣を変える一歩
いかがでしたか?
いずれかに当てはまった人は、まず「食べ方」から変えていきましょう!
ポイントは3つ。
- お腹が空いたら食べる
- よく噛んで味わいながら食べる
- 食事することに集中する
食べ方は無意識に身についている習慣ですから、意識して変える必要があります。
そして、今の食べ方のままでは近い将来、心身のバランスが崩れ病気になる可能性が大!ですよ。
食事に厳格なルールは不要
健康な食事というと
「からだにいいからこれを食べなさい」という強制
「これを食べたら太るから止めないと」という制限
という心を縛る食べ方がストレスになり、かえって不健康になるという、皮肉な結果に陥った経験をした方もいませんか?
実はかつての私も、
「持病のアトピーをなんとかしたい!」
と頭で考える食事をするうちにからだと心がアンバランスになり、アトピー症状が悪化した苦い経験があります。
心のバランスを保つ食事
5000年の歴史あるインドの伝統医学.アーユルヴェーダでは、心も食事によって影響を受けると考えられています。
アーユルヴェーダの心の3つの性質
ラジャス【激性】激しく荒々しくなりやすい。疲れすぎ、頑張りすぎ。
タマス【暗性】バイタリティーに欠け停滞した状態。執着しやすい。
サットヴァ【純粋性】バランスがとれた状態。公平、平安。
3つのうち、もちろんサットヴァが理想ですが、現実的には難しくラジャスやタマスに偏りがちになるのが普通でしょう。
だからこそ、からだも心も「純粋」を求める食べ物をいただき、「バランスよく」楽しんでいける食習慣を目指すのが大切です。
シンプルな食習慣が一番!
アーユルヴェーダでサットヴァ【純粋性】を高めるのにいいとされる食事に
【作りたてのお料理や炊きたてごはん】
がありますが、私たち日本人にも合う食事ですね。
つまり、
具だくさんの旬野菜をつかうお味噌汁
炊きたての直火炊きごはん
シンプルなこの食事を軸に、作り置きではなく出来たての料理をいただく。
そんな食習慣を一生涯の土台にしていきましょう♪
さいごに
「インド料理=カレー」ってイメージで強いかと思いますが。
山岳地帯はとても寒いし砂漠のような乾燥地帯もあり、その土地ごとに採れる素材でいろんな料理が発達しています。
これって、日本でも同じですよね。
沖縄と北海道では気候が真逆で育つ作物も違うし、日本海側と太平洋側では捕れる魚も違います。
それでもどの地方も食事の中心は、ごはんとお味噌汁。
だから、ここさえキチンと押さえておけば、ちゃんとあなたのからだと心の土台は整いますよ!
コメント