食は生きる羅針盤。ごはんの力で、昔からの夢だった地方移住の決意が固まる。【私の食歴 4】

プロフィール

今の暮らしに不満はないけれども、ずっとこのままでいいのかな?

私は一体何がしたくて、ここにいるんだろう?

そんなお悩みありませんか?

私もかつては、住みたい町ナンバーワンといわれる町に住んでいて、
仕事も順調で、好きな趣味を楽しむ暮らし方に不満はありませんでした。

けれども、昔から都会よりも地方で暮らしたい夢があったことを思い出して、
栃木県矢板市に移住しました。

食べることは生きること。
食生活が整うと自分の価値観がはっきりとして、生き方に迷いがなくなります。

住みたい町ナンバーワンでの暮らしでも、満たされなかった理由とは?

前回の食歴からの続きです。

癒す力は、特別な人だけが持っているワケではなく、自分でも生み出せる。【私の食歴3】 | マインドフォレスト・フードプログラム (mindforest-food.com)

30代から一人暮らしをした東京では、三鷹と吉祥寺という住宅街に住んでいました。
都心まで電車で20分くらいで着く、職場にも出やすい場所でした。
緑豊かな公園があり、お洒落なお店や飲食店があり、個性的なお店もあり、
暮らしを楽しめる環境でした。

仕事も正社員になり安定する方向性が見えた時に、ふとこのライフスタイルはいつまでやりたいか?と考えたら、いつまでも続けたくはないと気がついたのです。

吉祥寺という町自体にも変化があり、それまでも人気がある町でしたが、
どんどん訪れる人が増えて休日は人気スポットである井の頭公園や飲食店が激混みとなり、
以前に比べて落ち着かない気持ちになりました。

ごはんとお味噌汁があればいい。シンプルな食生活から移住する決意が固まる

30代から食生活にも変化がありました。

食は素材を生かす料理、特に野菜料理を知りたくて、ベジタリアンや薬膳料理、
アーユルヴェーダといろんな料理を学びましたが、
結局はごはんとお味噌汁のようなシンプルな和食が落ち着く!という結論に落ち着きました。

新鮮な野菜は、近所にある地方農家さんからの直送を扱うお店で買っていました。

自分のお料理が基本的に体もココロも整うので、
いろんな飲食店がある東京に住んでいても、あちこち食べ歩くのでなくたまに近所のお気に入りのお店へ行けば十分だと感じていました。

住みたい町ナンバーワンの吉祥寺にいても、ずっと暮らしたいワケでなければ、
地方移住を検討してみてもいいのでは?

新鮮な野菜やおいしいお米があり、自然に囲まれ、温泉がある所に住めれば、
私の暮らしはさらに充実するに違いない!

と移住先に求める条件も定まったので
じゃあ早く移住を実現しよう!と決めました。

地域おこし協力隊制度で、移住を検討する。

20代の終わりに山梨のオーガニックレストランで働いていた時には本格的な移住という意識はなく、
地元の人との触れ合いもあまりないままに終わりました。

しかし移住となれば、地域の人とのコミュニケーションを取り土地に馴染むことが重要だと考えて、
地域おこし協力隊制度を思い出しました。

そこで、協力隊をよく募集している移住促進地域へ旅にでかけ、住みたい町かどうかという観点で見るようになりました。
特に四国地方の愛媛県はどの地域もとても気に入り、協力隊募集説明会にも参加して地元の人や移住相談の人の話も聞いたのですが、
どの地域がいいか選べない、という迷いが出て結局応募しませんでした。

矢板の地域おこし協力隊募集を見つけたのは、偶然でした。
全国の協力隊募集のホームページを北から順に見ていた時に、ゲストハウス開業する人の募集という面白そうな内容で、対象年齢も比較的高くて、アラフィフの私でも応募できそうだと感じました。

あとは、その募集内容では当時先に矢板の地域おこし協力隊員になっていた、東京で自分の事業をしながら協力隊活動もしている男性が矢板の魅力について語っていて、生まれ育った人ならではの熱い地元愛が伝わる内容でした

東京でその協力隊員の方による説明会も開催するというので行ってお話を聞いた所、やはりいい感じで矢板も行ったことはありませんがいい所のようだと思い。
募集締め切りが近いこともあって、すぐに応募書類を送りました。

おいしいごはんで胃袋をつかまれて、田園風景が広がる矢板への移住を決める。

矢板市との面談まで一週間ほど時間があったので、一度は実際にこの目で確認しようと、
電車で矢板まで行きレンタカーを借りて一日観光をしました。

7月の終わりでしたが、青々とした田園風景が美しく、綺麗な山に囲まれる景色は、どこか懐かしさも感じ、いい所だなあと思いました。

そして、お昼ごはんをいただくと、ごはんがとてもおいしくて驚きました!
それまで栃木のお米というのは食べたことがなかったですし、こんな田んぼが広がる地域とも知りませんでした。

温泉にも入って帰りながら、ぜひここで暮らしたいという想いが高まり、その熱意が通じたか、採用が決まり。翌年の冬から移住することになりました。

矢板で協力隊員の活動から、新たな夢への想いが育つことになるのですが、
その続きはまた次回にお話いたします。

最後までお読みいただき、感謝いたします。

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毎朝の五感を味わう食習慣で、

元気で自信に満ちたココロと体を手に入れる!

マインドフォレスト・

フードプログラム主宰

進藤 尚子

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