地方移住を考えて、いざ移住先を探そう!
と探し始めてから決められず、
気がついたら一年、いや二年、三年と時間が過ぎていた。
そんなお悩みありませんか?
実は私が、そんな移住先を決められなかった移住難民でした。
いろんな候補地に旅に出てみたり、地方移住や地域おこし協力隊の説明会にも足を運びました。
けれども、ここだ!と決めることができずにズルズルと時間が経っていました。
この記事を読めば、あなたが移住先が決められない決定的な理由がわかります。
地方で暮らしたい。という想いが、実はずっとあった。
移住する。
という選択は、便利で楽しいことがいっぱいある都会生活を満喫している人にとっては、あり得ないことかもしれません。
けれども、私には小さい頃から自然が近い環境で暮らしたい!という夢がありました。
その夢は毎日忙しく過ごしているうちに、内に押し込まれていましたが。
40代を過ぎてから、このままこの東京暮らしを一生続けたいか?
と問いかけてみても、いやそれはしたくない!
という返事しかなくて。
もうこれは、老後の計画というよりも早く決めてしまおう!と決意したのです。
なかなか、移住先が決まらなかった日々。
ただ、私には「帰りたい」ふるさとというのが特にあるわけではありませんでした。
父の仕事の都合で転勤を何度も繰り返していて、生まれた街もわずかしか住んでいなかったし、
その後暮らした土地は都市ばかりで、敢えて住みたいという魅力もなかったからです。
なので、本腰を入れて移住先を見つけよう!
とまずは地域おこし協力隊の募集しているHPを見ました。
地域に馴染むには、企業に転職するよりも地域と関わる仕事がいいと感じたからです。
そして、募集している地域には実際に旅行で足を運んでみたり、説明会に参加して地域の人と話したりもしましたが、ここがいい!
という決定打がないまま、気がつけば一年以上が過ぎていたのです。
移住の決めては条件ではなく、直感だった。
移住候補地を探している時に考えたのは、転居の補助金があるか、住居は用意されているか、
ということでした。長距離の転居だと引越し費用もバカにならないと考えていたからです。
けれども、実際に地域おこし協力隊に応募した矢板市では、特に補助金もなく住居も用意されていたワケではありません。
募集していた内容で語られていた、地元で生まれ育った協力隊員の矢板への愛着に惹かれて、
実際に足を運んでみたら、美しい田園風景が広がりなだらかな山に囲まれ、温泉もあるという、
私がとても住みたくなる環境があったからです。
ここなら、やっていけそうだという直感で決めましたから、
もう補助金とかの条件は関係なくなってました。
結局は、どんな生き方をしたいかが問いかけられる。
実際に地域おこし協力隊となり移住してからも、矢板の様々な魅力を見つけて、
ここでずっと暮らしていく決意はさらに固まりました。
そして、思い出したんです。
私の理想とする暮らしは絵本のぐりとぐらの世界でした。
自然があり、料理を楽しみ、そこに住む仲間たちと分かち合いをしながら、調和している暮らし方。
こんな暮らし方がしたかったんだということを、思い出しました。
今はまだ、理想がすべてが叶ったというわけではありません。
けれども、ここに来て出逢う人はみんな温かく、いいご縁を頂いています。
これからちゃんと暮らしていくには、まずは私の自立からだ!
ということで、今は起業準備を進めています。
自分の暮らしを自分で立てて、そこに暮らす仲間たちと共に協力しながら、楽しく暮らしていく。
そんな理想はもうすぐ実現します。
あなたはどんな暮らし方をしたいですか?
今の環境に満足していて、永く暮らしたいですか?
もしも違う場所での暮らしを望んでいるのでしたら、ぜひ早く動くことを勧めます。
私が本格的に動き出したのは遅かったくらいです!
移住自体は、ちょっと遠い引越し、くらいの感覚で実現できます。
それよりも、
どんな暮らし方、生き方をしていきたいか。
それを叶えるにはどんな環境が最適なのか。
ぜひ、あなた自身の生き方から問いかけてみてくださいね。
最後まで読んでいただき、感謝いたします。
コメント