肌が弱いなら、油は控えて!生き方が整う食習慣⑦

習慣

乾燥しやすい肌はからだの中から変える食べ物に注目!

と勧められているモノの中には、実は私たち日本人の体質に合わないのが結構あって。

その代表格が「油」です!

今回は、見直すべき油の摂り方についてお話しますね。

寒くて乾燥する季節

敏感肌といわれるタイプの人は、肌のバリア機能が弱い傾向があります。

とくに季節の変わり目で肌荒れがひどくなることがあり、秋から冬にかけては空気が乾燥するので要注意。

私も長年アトピー症状に悩まされてきましたが、汗を掻く夏よりも乾燥する冬のほうが痒みが強くて、湿疹が当たり前に出ていましたね。

肌にいい油??

肌荒れには酸化しにくい油が効果的!

なんて言われて

オリーブオイル・えごま油・アマニ油

と次々に登場してきましたが。

これは鵜呑みにしないで!と声を大にして言いたいです。

私も実際にこれらの油を摂りましたが、アトピー症状は改善されませんでした。

むしろ、油をカットする食事にしてから、悩みのタネだった痒みがおさまり、生理痛は鳴りをひそめて。

気がつけばステロイド剤にも痛み止めにも頼らなくていいからだになっていきました。

日本人には油が合わない

じつは私たち日本人の油の代謝能力は、欧米人よりも圧倒的に低いんです!

日本の料理は長年油をつかわず、油が日常生活に登場したのは、灯りにつかう油として入った江戸時代以降。

基本は水で煮炊きしてきたのです。

なぜなら、すぐに飲用できる良質な河川が身近にあったからですね。

同じアジアでもお隣の中国のように、長年油を使う料理を食べていると油の代謝能力が高いのですが、日本人は違いますから同様には捉えないでください。

油の摂り過ぎは生活習慣病に!

オリーブオイルでもアマニ油でも、油はどれも大さじ一杯で約110kcalもあります。

日本人は欧米人と比べて内臓脂肪がつきやすくて、油を摂ればすぐからだに脂肪がつき、血糖値が上がり、血圧が上がって動脈硬化が進みます。

つまり、毎日油を摂り過ぎると生活習慣病

【がん・心疾患・糖尿病】へ一直線!!

昔の日本人は、生活習慣病にかかる人は極々マレでした。

動脈硬化を防ぐには油そのものを控える必要がありますから、炒め物のような油をつかうメニューが毎日食卓に出ているならば、見直していきましょうね。

健康情報を鵜呑みにしないで!

健康情報はマスメディアやネット上でつねに溢れていて、新たなモノが出ては消えていきます。

それらをすぐに取り入れる前に、

本当に自分の体質に合う?

日本の風土で育った食べ物?

と注意してみましょう。

食の欧米化が進んできたとはいえ、それが私たち日本人の元々の体質が変わるレベルには至っていないからこそ、さまざまな病気やからだの不調が生まれている現状があるのを、頭の片隅に留めておいてくださいね!

さいごに

世間では

からだには◯◯がいい

△△が効く

という足し算式の情報が目立ちますが。

からだに負担をかけるモノだとそれを排出しなければならず、かえって内臓に負担をかけてしまいます。

これもあれもと足し算ばかりせず、むしろ引き算であなたの食生活を見直してみて!

ごはんとお味噌汁を中心にした食事で、一生涯すこやかに生きましょう♪

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