今の仕事に大きな不満はないけれど、このままでいいかとふと不安になる
人生も後半に入るのに、いままで楽しかったことが楽しめていない
そんなお悩みありませんか?
今感じている不安や不満は、あなたがこれからの生き方に揺らいでいるから。目の前にあるタスクを片づけることばかりに追われると、深い悩みに気づけないままです。
このサインを見逃さずに、しっかりとあなた自身を見つめていく大切さについてお話します。
他人との時間を使いすぎていませんか?
今はスマホがいつも傍にあって、SNSやメッセージを通じて直接会わないでもコミュニケーションがとれます。
そしてネットにつながると思いもよらない所からの情報もたくさんやってきて、時間があっという間に経つなんていうことも。
そんな風に、他とのつながりによって時間を消費するうちに気がつけば、
「本当はなにがしたかったんだっけ?」
と、そもそもの原点を見失いがちになります。
自分とのコミュニケーションが減っている
メールやネット、SNSとつながることは、たしかに外の世界を広げているでしょう。
けれども、自分の内側にある世界とつながる時間がその分減ると、他からの影響を強く受けすぎて自分が揺らぎ。
不安や不満のサインを見過ごしたまま、地に足がつかない状態でさまようことになります。
「ひとり時間」を持つ
脳には浅く考える分野と深く考える分野があり、手軽なコミュニケーションに気を取られて浅く考えてばかりいると、自分に問いかける思考を深められなくなります。
だからこそ、「ひとり時間」が必要!
毎日定期的に、今の自分を見つめる時間を設けなければ、心の奥底から届く声がなし崩し的に消えてしまいます。
ひとり時間をするなら朝起きてすぐの時間がおススメ!
寝起きは頭も体も心も、一番スッキリしていますからね。
以前紹介した「マインドフォレスト・ティータイム」は誰でもすぐできる方法なので、ひとり時間にやってみてください。
受け止めて、問いかける。
自分の内側からの声というのは、時には聞きたくないと感じるモノもあります。
特に怒りや悲しみの声はツラいですよね。
けれどもそれが、今の自分の本音であり、今の自分の本心から出ている声ですから批判せず、否定せず、受け止めて。
じゃあどうしたいの?
これからどうなりたいの?
なにをしたら楽しい?
とやさしく問いかけるのがすごく大切ですね。
気遣いアンテナを自分に向ける
問いかけてみても、始めはなにも感情が浮かばず、言葉も返ってこないかもしれません。
他人へ向けていた気遣いアンテナを自分へと向きを変えるには、少し慣れる時間が必要ですから。
それでも大丈夫!
他人へはできていたのですから、自分にも向けられるようになります。
無言の圧力に負けず、毎日声をかけてあげましょう。
自分を大切にする所がスタート地点
穏やかな心を持ち続けたい
人間関係を良くしたい
健康な生活を送りたい
こんな望みは、誰もが無意識に求めているでしょう。
今の自分を大切にできれば他人も同じように大切にでき、自分の心が落ち着くと他人への共感力が高まり、コミュニケーションが取りやすくなります。
まず自分を大切にすることを起点とし、不平不満をひとつずつひっくり返していければ、平穏無事という理想的な生き方に近づいていけます。
だから、私はこんな人生を送りたいんだと具体的に想い描き、それを最重要課題として決して後まわしにせず、あきらめずに進んでいきましょう。
さいごに
やっぱり、自分にとって最大の味方は自分なんです。
どんなに目を背けたい性格も、思い出したくない経験も、すべて自分で選んできたのは必要だったからだと認めてから、私もやっと前へと進められました。
そんな受けとめる勇気をたくわえる為にも、毎日の食事で体と心をととのえていきましょうね。
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