なぜ私は牛乳ではなく、豆乳を飲むのか。それは健康のための選択。

食関連

子供の頃は、給食で当たり前のように飲んでいた牛乳。

この牛乳が健康に悪いとしたら?

 骨折を助長しているとしたら?

 それでもあなたは牛乳を飲み続けますか?

ここでは、牛乳がなぜおススメできないのか。
私が牛乳の代わりに豆乳を選んでいる理由についてもお話します。

牛乳が体に合わなくなっていないか?

牛乳を飲むとお腹を下してしまう…。そんなお悩みをお持ちではありませんか?

実はそれ、体の正常な反応なのです。

牛乳には糖質(乳糖)が含まれています。この乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)は、人間が大人になるにつれて減少・働きが弱くなります。

特に、乳製品摂取の歴史が浅い東アジアではこの現象が顕著であり、
70~100%の乳糖を消化できないと言われています。

ラクターゼの働きが弱くなると、乳糖は小腸で分解・吸収をされないまま大腸に届きます。

すると腸内細菌が乳糖を分解してガスを出し腸を圧迫したり、
多量の水分が一気に大腸に送られ、ゆるい便がでます。

牛乳が骨をもろくする?

カルシウムの代名詞=牛乳!

という常識。

これは今や非常識です。

カルシウムの摂取量が多い国ほど、骨粗しょう症が多いというカルシウム・パラドックスが、ハーバード大学の博士によって発見されました。

アメリカの学術調査でも、牛乳の摂取が骨粗しょう症の予防にならないことが確認されています。

実は、日本でも1998年から、”骨粗鬆症の予防に牛乳”という表現は禁止されています。

 なぜ牛乳は骨をもろくするのか。

牛乳からカルシウムを摂取しても、動物性たんぱく質(牛乳は高たんぱく)の摂取量が多いと、
酸・塩基平衡が酸性側に傾き、骨のカルシウムが溶け出して尿中に排出されてしまうから。

牛乳は、牛の赤ちゃんのための母乳です。

小さい頃から当たり前に飲んでいましたが、やはり牛乳の飲みすぎは人間には負担が大きいのです。

牛乳を止めて、花粉症がラクになった。

私の場合は、アレルギー反応である花粉症に影響がありました。

栃木に移住してからおいしい牛乳が手に入りやすくなり、
冬の間にカフェラテやミルクティーを自宅で飲むことが増えました。

するとその年の春に出るスギ花粉症の目のかゆみの症状が今まで以上に重くなり
デトックスしようとしている中でも牛乳が自分には合わないんだなと感じました。

以後、牛乳は買わないようにして自宅では飲まなくなったら、
翌年以降春はいつもよりもかゆみが軽くなって、
目薬をさす回数も減ったのです。

植物性ミルクに含まれる、添加物には注意!

最近ではスーパーなど、豆乳に続いてアーモンドミルクなど様々な植物性ミルクが手に入るようになっています。

私はというと、牛乳を飲まなくなってから買っているのが豆乳です。紅茶にいれるととってもおいしくて、女性の美容にもいいと言われている豆乳。

ただ豆乳には調整豆乳と無調整豆乳の二種類がありますが、
この2つの違いをご存知ですか?

調整豆乳は、飲みやすく調整され、無調整豆乳は、基本的には大豆をそのままを使用しています。

調整豆乳は、飲みやすくするために様々な添加物が使用されています。

この添加物が危ないかもしれません。

調整豆乳に含まれる食品添加物

乳酸カルシウム

砂糖大根から取り出した糖分に乳酸を化合して発行させたもので、栄養素を強化する目的で使用されています。安全性に問題はありません。

トレハロース

トウモロコシやじゃがいものでん粉から酵素を使用し作られたものです。タンパク質の劣化防止、品質保持などの働きがあり、あらゆる食品に使用されています。人体への危険性はないと認識されていますが、原料となるトウモロコシやじゃがいもが遺伝子組み換えされている可能性が高いです。

カラギーナン

海藻からとれるぬるぬるとして成分で、豆乳の場合、沈殿防止のために使用されています。

増粘安定剤や、安定剤、糊料などと表示されています。

動物研究から、カラギーナンは腫瘍やがんを引き起こすことが分かっていますが、

国連の食糧農業機関と世界保健機関の合同食品添加物専門会議(JECFA)では、

現時点で、摂取量を守れば人体への問題はないとしています。

これとは反対に、アメリカの国家有機標準委員会では、オーガニック食品に使用可能な原材料のリストからカラギーナンの除外を決定します。

植物由来で安全だと捉えられてきたカラギーナン。
人体への問題はないとされていますが、できるだけ摂取を控えたほうがいいのではないかと感じます。

添加物は体のどこへ行くのか?

食品添加物で有害な物が体内に入ると、肝臓で分解して無害にすることができます。

ただ肝臓に負担がかかると分解が追いつかなくなります
すると有害な物が体内に溜め込まれてしまいます。

ですから添加物が多い食べ物を毎日食べたり飲んだりし続けていると、
肝臓への負担が大きくなることは分かりますよね。

なるべくふだんから、添加物が含まれる食品は食べない。

これが自分の健康の為にとれる対策だと、私は思います。

だから、豆乳であれば無調整豆乳を選びますし、大豆は輸入と国産があれば国産を選びます。

お買い物は生き方の選択

じつは、日本の農薬の使用量は世界トップレベルです。

そして消費者が知らないことをいいことに、添加物が多用されている食品は山ほど存在します。

数ある商品の中で、どれを選ぶのか。

買い物は投票に例えられますが、
その商品を選ぶことはそれを応援するという意思表示になります。

  • どんな商品がいつも買い物に行くスーパーの棚に増えていってほしいのか。
  • 自分の体にやさしい食品はどれか。
  • 商品の成分表を読み、どんな添加物が入っているかをチェックしてから選ぶ

これからはそんな基準で、商品を選んでみるといいのかもしれません。

まとめ

この記事では、私が牛乳ではなく豆乳を選んで飲んでいる理由についてお伝えしました。

ポイントは

・牛乳は牛のミルク。実はヒトには負担が大きい

・豆乳は体にいい飲み物だけれども、添加物入りのものには注意が必要

・私の実体験として、牛乳を飲む量を控えて豆乳にしてからアレルギー反応がラクになった

ぜひ、あなたもご自身が日ごろ食べたり飲んだりするモノを選択する時に
なにを基準に考えるか?のきっかけにしてみてくださいね。

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