豆乳は植物性でヘルシーだから、
牛乳のかわりに飲んでいます。
というあなたへ。
実は、豆乳は体を冷やす陰性の食べ物であり、
生理痛に悩んでいるなら毎日飲むのはおススメしません。
今回は、見直してほしい大豆製品についてお話しします。
大豆は栄養満点!では豆乳は?
植物性で太りにくい
大豆のイソフラボンは体にいいと、
美容と健康のために豆乳を毎日飲んでいる人も多いと思います。
たしかに大豆は栄養価が高いですが、こんなデメリットも。
- そのまま食べると消化に負担がかかる
- アレルギー症状を引き起こす可能性がある
- 大豆は陰性で体を冷やす
実は豆乳は、
陰性の飲み物で体を冷やします。
豆乳自体を飲むようになったのもわりと最近のことで、
私たちの体に馴染んでいるワケでもありません。
豆乳は毎日飲まない!
生理痛は体の冷えに大きな原因がありますが、
痛みがひどい女性が毎日豆乳を飲むと
消化機能や代謝が落ち、
体のバランスを崩す可能性があるんですね。
ただし、
ストップ豆乳!
という話ではありません。
毎日飲まなければいいんです。
無調整豆乳であれば、
お楽しみでたまに飲んだり、
料理に少し使ったりするくらいなら問題ありません。
味噌は医者いらず
毎日大豆製品をとるなら、やはりおススメはお味噌汁!
「味噌は医者いらず」という言い伝えがあるくらい、
お味噌は優秀です。
<お味噌の素晴らしさ>
- 発酵により大豆のタンパク質を消化しやすく分解する
- うま味の元になるアミノ酸がたくさんつくられる
- 発酵する過程で大豆アレルゲンの大部分が分解され
大豆アレルギーでもお味噌は食べられる人も多い
ところで、お味噌はどれでもいいワケではありません。
選ぶときの3つのチェックポイントについてお伝えしましょう!
①「裏に隠された顔」をしっかりチェック!
お味噌で必要な材料は、大豆・塩・麹(こうじ)のたった3つ!
表ラベルに「本醸造」「こだわり」という文言があっても、
裏に隠された顔を見てください。
アミノ酸やアルコール(酒精)、ビタミンなどが
添加されてませんか?
これらは本来お味噌をつくる上で必要ないモノ。
人工的にうま味を加えたり、
発酵を止めてパックの膨張するのを抑えたり、
着色するのを目的に添加されています。
シンプルな原材料のお味噌はしっかり熟成され、
おいしさもパワーも全然ちがいますから、
しっかりチェックしましょう!
②どんな大豆かチェック!
次に見るのが大豆の表記。
脱脂加工大豆と書いてありませんか?
ここは国産丸大豆がベストです!
脱脂加工大豆とは、大豆から油分を抜いてうま味も甘みもなく、スカスカです。
だからわざわざ、アミノ酸などのうま味成分を加える必要があるんですね。
さらにつけ加えると、
油分を抜く際には薬品溶剤が使われています。
③製造方法をチェック!
「医者と味噌は古いほどいい」
という言い伝えもありまして。
経験を積んだ医者ほど診断が的確で安心してまかせられる。
味噌も年月が経つほど熟成し味がまろやかになる、という意味。
しかし最近のお味噌は大量生産するために強制的に発酵を促し、
とても短い熟成期間でつくられています。
それではうま味もなく酵素も生きてません!
麴菌の力も存分に生き、うま味もたっぷりな、
天然醸造のお味噌を選びましょう!
さいごに
最近は豆乳のみならず、
アーモンドミルクやオーツミルクなど、
スーパーフードと呼ばれる新たな食材が
次々に海外からやってきてますが、
それらは栄養価と効能に注目したもの。
わざわざそれらを食べずとも、
もう千年以上前からあるお味噌が、
私たちの体に合うスーパーフードです!
私はこれからも、
長年なじんできた日本のお味噌汁を推します!!
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