生理痛が人より重く感じる
生理周期が乱れている気がする
そんなお悩みありませんか?
あいにく生理がある時にだけ対処するのでは、あなたのからだの問題は根本解決しません。
今回は、生理の不調に大きく関わるストレスについてお話します。
ストレスの生理への影響
生理が重い・生理痛がひどいという症状は、生理の時の過ごし方が間違っているというより、
毎日ストレスにさらされていることが大きな原因の1つ。
生理中だけでなくここ数か月の過ごし方に影響されていることが多く、
ムリを続けからだがボロボロになるまで必死で働いていると、排卵が止まり生理も来なくなってしまいます。
ストレスと女性ホルモンの関わり
女性ホルモンのバランスを崩してしまう原因は様々ですが、ストレスも大きく関わっています。
女性ホルモンの分泌の司令塔となっているのが脳の視床下部で、視床下部からの指令を受けて分泌するホルモン量やタイミングの調整をするコントロールセンターが下垂体です。
視床下部からの指令を伝えるのが自律神経で、そこから卵巣に届いて女性ホルモンが分泌されます。
しかし脳がストレスをキャッチすると視床下部や下垂体の働きが弱まり、自律神経も乱れて女性ホルモンの分泌がうまくいかず。
生理痛や無排卵といった症状にもつながります。
ストレスケアはこまめに!
生理のときに限らずふだんからストレスを溜めず、ムリをしない生活習慣を確立することが、働く女性にとってはすぐ実践すべきこと。
自分がどんな過ごし方をしたら、からだも心も楽になるのか、
見直すべき3つのポイントを紹介しましょう。
1. 食事はごはん&お味噌汁の最強ペアで!
昔ながらのシンプルな和食が、私たちのからだには一番合う食事。
ふだんの食事をごはんとお味噌汁中心にしていれば、体質にも合い毎日続けられる最適なメニューです。
2. からだも心も温める入浴ルーティン
一日の終わりにゆったりと浸かる全身浴は、なによりものセルフケア。
生理中はシャワーですます人も多いようですが、経血で湯船が汚れることが気にならなければ
入ったほうが全身の巡りがよくなるので入浴しましょう。
3. しっかりと睡眠をとる!
睡眠が足りないと疲れが取れず、体温コントロールもうまくいかなくなるので、
たくさん寝るのは冷え症女性にからだをさらに冷やさないためにも必要なことです。
眠たければ心おきなく眠れるように、日ごろからムリのないスケジュールで仕事を調整しましょう。
さいごに
私自身、社会人になったばかりの20代前半はがむしゃらに仕事に取り組むあまり、この3つがちゃんとできず、生理が止まったり痛みがひどくて鎮痛剤を飲んでも効かず動けなくなり。
このままでは絶対にヤバいと、転職するきっかけになりましたね。
からだに合う食べ物をいただき
からだを冷やさないようにし
眠ければ眠り、体力を回復する。
実はどれも私たち人間に限らず、生き物に共通するシンプルな生き方ですよね。
シンプルだからこそ、ストレスが溜まりません。
誰よりも大切なあなた自身をいたわって優しくすること。
ぜひ忘れないでいてくださいね。
コメント