生理トラブルを抱える女性に共通するのは、ストレスを抱えていることでしょう。
つねに緊張している自覚もないまま、過ごしている人も多いですよね。
今回は呼吸を意識するだけでストレスが減らせる効果についてお話します。
自律神経のはたらき
自律神経には交感神経と副交感神経があります。
2つのバランスがととのっていると血圧や体温の調節がうまくでき、胃腸の働きもよくコントロールされ、心身ともにととのった状態でいられます。
逆にバランスが悪くなり乱れると、不安を感じたり胃腸の働きが悪くなって体調も悪くなり、心身ともに影響が出てしまいます。
呼吸のリラックス効果
呼吸を意識しておこなうと、自律神経をコントロールすることができます。
大きく深呼吸すると気持ちが落ち着いてリラックスできるのは、呼吸により副交感神経が優位になるからです。
腹式呼吸と胸式呼吸、どっちがいい?
腹式呼吸と胸式呼吸って聞いたことがありますよね?
どちらも鼻から息を吸って、口からふーっと吐き出すのは一緒です。
違いは、吸い込む息の場所。腹式呼吸では下腹部に入れ、胸式呼吸では肺に入れます。
リラックスできる副交感神経が優位になるのは、腹式呼吸です。
腹式呼吸を味方に
働く女性はいろんな人を相手にする機会が多いですから、緊張したり不安を感じてドキドキしちゃったり。
パソコンに向かっている時は集中しすぎて呼吸が浅くなったりすることも。
そんな時こそ、腹式呼吸の出番です!
意識的にしっかりと呼吸をすることで、リラックスできるんですね。
呼吸でマインドフルネス
呼吸のよいところは、思い立ったらすぐにできるところ。
ついついがんばり過ぎちゃうあなたは、
・作業の手を止めたら1分間深呼吸する
・人に会う前にゆっくりと3回深呼吸する
というように、ぜひ意識的に腹式呼吸での深呼吸で、リラックスする習慣をつけていきましょう。
以前に紹介した、一服する時にするマインドフルネス
「マインドフォレスト・ティータイム」も呼吸を意識しながらやります。
こちらの投稿も参考にしてみてくださいね ♪
さいごに
死ぬことを「息を引き取る」というように、呼吸が止まると生きられない私たちですが、呼吸はあまりにも無意識にしていて、大事な行為なのを忘れてしまってませんか?
私自身、集中しすぎるとつい口を引き結び、呼吸が浅くなってしまうので。
まずお腹に手を当てて、ふーっとゆっくり息を吐き出してから腹式呼吸をくり返すと、体のこわばりもゆっくり解れていくのがわかります。
瞑想やヨガでも、呼吸はとても重視されています。
深く息をしながら軽く目を閉じ、今の自分を満たす。
なによりも大切にすべき自分を、ぜひ呼吸とともに忘れないでくださいね。
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