シナモンは一時期流行になった、シナモンロールを始め、
アップルパイやパンプキンパイのようなお菓子にもよく使われていて、
甘い中にあの独特な香りが混じると、食欲も刺激されますよね。
実はお菓子に使われるだけではなく、健康面でもいい効能が認められているシナモン。
特に、いつも冷えている女性にとってはとてもいいスパイスなんです!
ここではシナモンの効能についてと、
日常でどんな使い方をするといいかについて、お話します。
シナモンは、冷え症女性におススメしたいスパイス
手足が冷たい
風邪を引きやすい
冬でも冷たい飲み物をよく飲む
こんな方は冷え性の傾向が強いですね。
今の寒い冬の時期には温かい食べ物がなによりも体にもココロにもいいのですが、
今回紹介するスパイス「シナモン」には、そんな冷え性がある女性にぜひ取り入れて欲しい!
とってもいい効能が認められています。
そもそも、シナモンっていつからあったのか?
シナモンとは、クスノキ科クスノキ属の常緑樹の樹皮を乾燥させて作られた
スパイスのことをいいます。
世界でもっとも古くから知られているというスパイスで、甘く独特な香りが特徴です。
シナモンはシナモンロールやパンプキンパイなど、甘いデザートに使われるイメージが強いでしょう。
あの京都銘菓・八つ橋に使われているのはニッキですが、あれもシナモンの一種。
シナモンが「樹皮」から作られるのに対し、ニッキは木の「根」から作られています。
ニッキの方が比較的甘く独特な香りが強いそうです
そして実はデザートのみならず、お料理や飲み物、
さらには漢方薬としても使われてきた歴史があります。
シナモンに期待されるすごい効果とは?
1.体を温める効果
シナモンには血の巡りを改善させ、体を温める作用があるといわれています。
体が温まれば代謝と体温がアップ。
代謝と体温がアップすれば、免疫力も高まります。
女性はホルモンや自律神経のバランスを保つためにも
体温は下げないことが重要だといわれているので、
体が冷えやすい人は積極的に摂ってみるといいでしょう。
2.強力な抗酸化効果
シナモンには抗酸化成分がたっぷりと含まれているといわれています。
さまざまな種類のスパイスと比較しても、その抗酸化作用はピカイチだそう。
そのため、生活習慣病の予防やアンチエイジング効果が期待されています。
3.コレステロールや血糖値の改善
シナモンはコレステロールを改善する効果も期待されています。
善玉コレステロールを下げることなく悪玉コレステロールのレベルを下げてくれるのだとか。
さらには血圧を下げる効果、血糖値を下げる効果も期待されているそうです。
4.リラックス効果
シナモンの香りには心をリラックスさせる作用があります。
アロマテラピーでも、抑うつ状態や気分の落ち込みの解消に役立つとされています。
また、脳機能を高め、記憶力を向上させる効果も期待できると言われています。
シナモンの摂り過ぎに注意!こんな成分があります
シナモンは一般的に、「セイロンシナモン」と「カシア」という2種類が流通していますが、
このうち「カシア」の方には「クマリン」という成分が多く含まれています。
そしてこの「クマリン」は
多量に摂取すると肝臓の障害につながってしまう恐れがあるとか。
一方「セイロンシナモン」のクマリンが含まれる量は極めて微量だといわれ、
スパイス等で使用する分にはとくに問題がないそうです。
もし「カシア」を長期的に摂取する場合は、その摂取量に注意が必要で、
体重60kgの大人なら、1日小さじ1弱くらいまでが目安だそうです。
意外な組み合わせも紹介!シナモンを使う簡単レシピ
1.温かい飲み物にプラスする
コーヒーメニューでおなじみのカプチーノにはシナモンが入っているように、
温かい飲み物にシナモンパウダーをひと振りすると、その甘い香りでリラックスします!
コーヒー以外にも紅茶、ホットミルク、豆乳といった飲み物にぜひプラスしてみてください。
2.パンにプラスする
言わずと知れたシナモンロールで有名ですが、パンにもよく合います。
トーストにシナモン+ハチミツがおススメです!
3.おもちにもプラスしてみて!
私が個人的に大好きで一押しなのがこの食べ方。
きな粉もちにシナモンパウダーを振りかけて食べてみてください!
きな粉とシナモンの組み合わせ、意外ですがハマると何度も食べたくなっちゃいますよ♪
じきに二月ですが立春をすぎてもまだまだ寒さ厳しい日が続きますから、
ぜひあなたの暮らしにもシナモンをプラスして、
あったかくリラックスするひと時を味わってみてくださいませ。
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