「なかよくするのはいいけれど、ベッタリしたくはない」
「いつもグチばかり聞かされるのはうんざりする」
内心こんなことを感じながら、つき合っていませんか?
女性にとって、職場でのストレスはこんなことが大きいですよね。
今回は、人間関係での適切な距離感をとる方法についてお話します。
安易に同調しない
人間は集団で生きる生き物なので、誰もが「同調バイアス」を持っています。
これは無意識に多数の意見が正しいと思い込み、それに合わせることですが、もちろんその意見が正しいとは限りません。
また集団の恐ろしさには「同調圧力」があります。
これは集団の中で少数意見を持つ人に対し、大多数の意見に従うよう暗黙のうちに強制することです。
日ごろからちゃんと自分の意見や感情を表に出していかないと、自分の個性はつぶされて自身をすり減らしていきます。
同調ではなく協調
同調するのでなければ、どうすればいいでしょうか?
それは「協調」です。
自分を否定せず、他人も否定せず、たがいに折り合いをつけながらよりよい方向を求めていくので、どちらの個性も尊重できるワケですね。
では、具体的にはどうすればいいか?私の体験から紹介していきます。
1. 共感をしめす
隣の席の同僚が電話が終わった後
「こんなことをいわれた! ひどくない?!」
と同意を求めてきたときに。
「本当にひどいね! 頭にくるよね!」
と調子を合わせてしまうと、より同僚の怒りの感情がヒートアップしかねません。
こういった時はやんわりと
「大変だったね」
「つらかったね」
と傷ついた感情への共感をしめすくらいにすると、相手の怒りもだんだん落ち着き自分や周りに飛び火することもありません。
2. 時には本音をいう
共感するだけでのらりくらりとかわすだけでは、自分の意見がない人だと侮られかねませんので。
時には自分の意見や本音を、ちょっと出すこともあります。
「私は、こう思うんだよね。」
「私は、こうしているよ。」
と相手を否定しない言い回しで伝えれば、けっこう聞いてくれます。
3. 休憩中は距離をとる
勤務時間は長いもので、近くにいる相手から影響を受けやすくなりますし、近すぎる距離は苦痛になります。
なので、お昼休みや休憩時間はひとりで過ごせる時間と空間を確保します。
あるいは、異なる部署の人とは時間が合えばランチをし、コミュニケーションが計れるとちがう価値観や意見に出会え、リフレッシュできます。
さいごに
私が長く勤めたコールセンターのお仕事は、他人の個性に触れるのが好きな私にとっては結構性に合っていました。
お客様対応の中で得た大きな気づきの1つは
「自分を押し殺して他人に同調しなければならない」は間違いであるということ。
ここを守るために日々、からだや心を整える「食習慣」を大事にしていきました。
いい食習慣を築く第一歩は、夜時間の過ごし方を変えること。
ぜひ無料小冊子「22時までに布団に入る夜ルーティン」参考にしてみてくださいね。
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