私たち日本人の体質に最適な食事の土台は、ごはんとお味噌汁。
お味噌汁は旬な野菜を取り入れ具沢山にすることで、バランスよく味もまろやかな優しい味になります。
今回は、野菜の鮮度を保つためにふだん私が工夫していることについて、お話しますね。
野菜保存のいろんなやり方
野菜の保存についてはネットで検索すると
・アスパラは新聞紙に包んで立てて冷蔵に保存
・キノコは湿らせたキッチンペーパーで包んで冷蔵庫に保存
と種類ごとに違う方法がくわしく紹介されていますが。
正直いって、面倒くさいですよね!(苦笑)
たしかに「最適な保存方法」には違いありませんが、そこまでのマメさがない私は続ける自信がありません。
基本は冷蔵、例外もあり。
結論からいうと、ほとんどの野菜は冷蔵庫に入れておけば、まず間違いありません。
なぜなら、できるだけ低温にすると、野菜自体の成長活動や雑菌の繁殖を抑え、収穫直後の新鮮さをキープできるから。
ただし、一部の野菜は低温に弱くて冷蔵庫に入れたら寿命が縮まってしまいます。
その野菜は、
サツマイモ・カボチャ・冬瓜
この野菜だけは常温の暗い所、できれば風通しの良い所に置いておきましょう。
冷蔵?常温?どちらでもいい野菜
私の経験上、「常温保存」といわれていても冷蔵庫に入れておいても特に支障がなかった野菜は、
ジャガイモ・玉ねぎ・里芋・ニンニク・りんご
ジャガイモやタマネギ、ニンニクのような芽が出やすい野菜は、冷蔵することで速度が落とせます。
リンゴのような皮が硬い果物も、すぐに食べないようなら冷蔵がいいですね。
あと玉ねぎは冷蔵すると、あのツンとした匂いが抑えられて切る時に涙が出ずに済みますから、私はずっと冷蔵庫にインしています!
野菜は切ったら必ず冷蔵庫に
これはどの野菜にも共通しますが。
包丁などで切った野菜の断面は、カビや雑菌が繁殖します。
だから必ず切断面をラップで保護し、冷蔵庫で保存しましょう。
先ほど常温保存でと勧めた野菜も例外でありません!
デリケートな野菜たち
葉物やキノコ類は、裸のまま冷蔵庫に入れると乾いてすぐ萎れてしまうので、要注意!
店頭で陳列されているときに硬めの触感のフィルム袋に入っていたら、そのままで冷蔵庫にしまいましょう。
実はコレ、「ボードン袋」という野菜を長持ちさせるために開発された袋で、適度に湿度を保ちつつ袋に水滴がつくのを防ぐすぐれモノなんですね!
残念ながらボードン袋以外だったら、新聞紙で包みなおすといいですよ。新聞紙も同じ働きをしてくれますからね♪
すぐに食べたほうがいい野菜
もう一つつけ加えると、そもそも保存に向かない野菜たちもいます。
アスパラガス・トウモロコシ・スナップエンドウ・枝豆
これらは収穫直後からどんどん味が落ちていくので、冷蔵保存で傷まぬようキープはできますが、味は抜けてしまいます。
だからこまめに買い、早めに使い切ったほうがいいですね。
あるいは、買ったらすぐに茹でて冷凍保管するのもいいでしょう。
さいごに
以前の投稿でもお話しましたが、新鮮な素材でつくりたてのお料理をいただくと、生命力が最も輝きます。
幸いなことに、私は5年前に今の栃木県矢板市に移住して、東京暮らしの頃より新鮮で手頃な価格のおいしい野菜がすぐ手に入ります。
いつも旬野菜が目の前にあり、特にオーガニックにこだわらずともおいしく料理でき、すこやかに暮らせる日々に感謝しています♪
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