ストレスの9割は、人間関係にあるといいます。
ストレスが増えれば増えるほど、体もココロも調子が悪くなりますから、
人間関係はよくするに越したことはありません。
人間関係が悪くなる原因の一つに「うわさ話」があります。
うわさ話の当人がいない場で、あれこれと話題が出る。
それがいい評価であることは少なく、悪い評価であることが多かったりしますが
なんとなくその場のノリで、
本当かどうかよく知らないことでも同調してしまうことってありませんか?
けれども、悪いうわさ話は口に出した後で、自分にもはね返ってきます。
悪いうわさ話に乗らないようにするためには?
というちょっとしたコツについてお話します。
よく知らない他人の評価は、口にしないと決める。
うわさ話でその場にいない誰かをターゲットにして、
悪口を言う人はかなりの確率でいますが、
そんな悪口を言っている人が幸せなのか?といえば決してそうは見えません。
悪口は口に出した人にはね返ってきます。
それを直接口にしていない人でも、同調していれば同じです。
その人がこうした、ああした。
こう言った、ああ言った。
間接的に聞く話ですから、自分では分からないことが殆どです。
であれば、そもそも相手を評価することが出来ないはず。
「私はよくわからないです」
「私はよく知らないです」
と言って、わざわざ悪口に同調することは避けるべきでしょう。
他人のうわさ話とは、一線を引く。
悪口で自分のストレスのうっ憤を晴らすことはできても、
自分がその場にいない時には、自分の悪口も言われているのではないかと感じたり。
自分が直接その人の悪口を言ったわけではないのに、
自分が言ったような伝わり方をされてしまい、相手から恨まれたり。
どちらにしても、ストレスが倍増することがほとんどでしょう。
であれば、
最初から評価を下さずに「わからない」「知らない」ということに決めておけば、
だんだんと悪口を言いたい人は自然に離れていきます。
これは、褒めることでも同じです。
いい評価をされていることであっても、それについて自分は知らない、わからないのであれば、
無闇に同調する必要はないでしょう。
「そうなんですね」くらいで流しておくほうが気がラクです。
ストレスフリーな人間関係をつくろう
本当に褒めたいのであれば、直接言う。
本当に気を付けて欲しい、直してもらわないと困るのであれば、直接言う。
それができないのであれば、他人への評価は口にしない。
そうやって決めておけば、
どうでもいい付き合いの人と一線を引くことができて、
ストレスを感じることも減ります。
こういったうわさ話は職場だとランチタイムでよく出ていて、
私はそういった話を聞くたびにせっかくの食事がまずくなるなあと感じていました。
だから、少しずつその輪との距離を取り、ひとりで気楽にランチタイムを過ごす
というように持っていきました。
お互いに、素直に率直に話ができる人とつきあっていきたい。
そんな価値観がある人との関係を、私は大事にしています。
長い目で見て、心からの笑顔で話ができる人が、身近にいるような関係を築きたい。
そんなムリのない、自由で楽しいつきあい方を、これからも私はしていきます。
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