食べるときに「いただきます」と言ってから食べ始める。
多分家庭でのしつけでは当たり前のように言われて育ってきたはずなのに、
最近「いただきます」と言わなくなってませんか?
目の前にある食事をいただきます。というひと声をかけて食べるか食べないかでも、
大違い!
今回は今一度「いただきます」について考えてみましょう。
いただきます、に込める気持ちは「ありがとう」
食べるときに「いただきます」と言ってから食べ始める。
多分家庭でのしつけでは当たり前のように言われて育ってきたはずなのに、
最近「いただきます」と言わなくなってませんか?
慌ただしく時間がないから。
外で人目があるから。
一人で食べると忘れているから。
いろんな理由があるかもしれません。
けれども、「いただきます」に込められている
最大の気持ちはやはり、
「ありがとう」という感謝です。
人として忘れたくない気持ちですよね。
いろんな関わりからできあがる、お料理。
料理されて目の前に出るまでに、
いろんな人が関わってきています。
素材を育ててくれた人や獲ってきてくれた人。
味付けに使われる調味料をつくってくれた人。
それらを運んでいる人。
お店で販売している人。
買って料理してくれる人。
自分ひとりだけの力では生み出せなかったのが、
今、目の前にあるお料理です。
当たり前ではないことですから
関わってくれた人たちへの気持ちをのせて、
「いただきます」と言うと、
自然に感謝の心からの温もりが自分にも巡ります。
育てられた命をいただく。
そして、料理の元になる素材たち。
野菜やお米、小麦、卵、魚、肉などなど。
どれも命があるもので、それを生きるためにいただいているのが人間です。
食事は一人の命を生かすために
他の命をいただくという行為であるのは、
忘れてはならないことであり、
これもありがとうという感謝の念を抱くことですね。
さらに言うと、
その素材が育つためには大地や水、太陽の光といった
自然からの力もなければ育ちません。
本当に一回一回の食事で、どれだけのものからの恩恵があるのか。
あらためて感じて、「いただきます」と唱えてみてください。
生きている今に感謝する。
今住んでいる環境はとても恵まれていて、
お金を出して買えば手に入るモノは多いです。
自分で育てたり、獲ってこなくても。
自分で料理しなくても
おいしい料理が目の前にやってくる。
こうしたことが当然ではなくて、
いろんな積み重ねがありやってきた奇跡なんだ
という気持ちを忘れずに。
毎日の食事を大切にしてください。
感謝の気持ちを忘れない人には、必ず感謝されることも起きるでしょう。
見返りを求めるという意味ではありませんが、、
感謝なくして成り立つほど、世の中は甘くはないですから。
一人の生きている人間として、
全体から見た自分という存在を感じる意味でも、
「いただきます」の気持ちを忘れずに、日々暮らしましょう。
まとめ
この記事では、「いただきます」に込める気持ちについてお伝えしました。
ポイントは
・目の前の料理に至るまでに関わった人への感謝をする
・素材を育ててくれた人への感謝をする
・生み出してくれた環境への感謝をする
です。
ぜひ、感謝の気持ちをこめて「いただきます」と口にだしてから、
食べてくださいね。
死ぬまで大事にしたい習慣をルーティンと言います。
今日の話のような感謝の気持ちを食べるたびに思い出すことも
ルーティンにしていきたいですね。
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