癒す力は、特別な人だけが持っているワケではなく、自分でも生み出せる。【私の食歴3】

プロフィール
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誰かが作ってくれる、おいしい料理を食べたい。
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そんな風に外食ばかりになっていて、
ふだんのおうちごはんが疎かになっていませんか?

私も以前は、行きつけのおいしいお店に通うのが楽しいと感じたり、お取り寄せグルメにハマったこともありました。

けれども、自分で作り自分のごはんをおいしくいただくことが、何よりも私を元気にしてくれると気づきました。

この記事を読めば、どんなお料理の仕方があなたに力をくれるのか!
その秘訣が分かります。

大切な気づきを忘れない為に、毎日続けることにしたのは、おむすび作り。

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前回の食歴2からの続きです。

食への不信感を持った私が、ただ料理に向き合ったことで大事な気づきをし、生き方を変えていった。【私の食歴 2】 | マインドフォレスト・フードプログラム (mindforest-food.com)

オーガニックレストランを退職後は、東京での一人暮らしを始め、新たにコールセンターの仕事に就きました。

これから忙しい日々を送ると、あの時の食の気づき

食はこだわることは重要ではなく、どうやっていただくかが大事

というのも遠ざかってしまうに違いない。
というのはよく分かってしました。人間は忘れやすい生き物です。

でもあの体験は絶対に忘れない!

と決めた私は、あの初女さんと、みんなと作ったおむすびを毎日作り、
あの味を噛みしめていこうと。

毎朝ごはんを炊いて、丸いおむすびを作り続けていきました。

特別な癒し手でなくても、誰もが癒しの力は持っている。

実は、あの食プログラムでの大きな気づきはもう一つありました。
始めに佐藤初女さんと作ったお料理はあの丸いおむすびだったのですが、
私はその日生理痛がひどい日に当たってしまい、
立っているのがやっとでした。

それでも、どうしてもおむすび作りは学びたい!と作り終えるまでは頑張ったのですが、
ではいただきましょう!という時はその気力も尽きてしまい、
休みにいくことにしました。

二時間くらい寝ていたら大分回復したので、皆さんがいる部屋に戻りました。初女さんのおむすび、食べたかったなあ‥と思っていたら、
スタッフの方が声をかけてくださって。

「もう大丈夫ですか?
よかったら、進藤さんの分のおむすびを取っておいているので、
食べませんか?」

食欲も回復していたので、ありがたくいただきました。
そうしたら、びっくりしました!

とても美味しい!
ひと口食べるごとに、すごく力が湧いてくるのも感じました。

もちろんそれは、初女さん手づからのおむすびではありません。
誰の手で作っていただいたものかは分からないおむすびでしたが、
確かに力づけられ、癒される力を感じたのです。

その後続いたプログラムでも、
みんなと一緒に作ったお料理をいただく度においしくて、
なんだか久しぶりに本当にお料理するのが楽しくて、
心から美味しいって感じていました。

初女さんと一緒に過ごして、その存在感がもたらしてくれた影響もあったと思いますが。
お料理についてはプロではない、ただの人であっても、
心を込めて作ればこんなにも素晴らしいパワーがあるお料理に仕上がるんだ!

今までプロと一緒に作り、オーガニックやマクロビオティックという作り方にもこだわっていた時には、
こんなにもおいしいと心から味わったことはありませんでしたから。

これは凄く大きな発見であり、忘れられない出来事でした。

料理の心構え、毎日おむすびを作って身に着ける。

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そして、佐藤初女さんからは、お料理する時の心構え、どう向き合うかの姿を見せていただきました。

それは、
一つひとつの動作を丁寧にすることです。

例えば、食材を切るという動作ですが、初女さんはゆっくりとした動作でされます。
料理人のプロになれば、切る動作は速くなるものですが、
決して速く切ろうとはされず、時間をかけてゆっくりとでした。

あとは、食材を扱うときの手の動きが、ゆっりと持ち上げて、じっと見て、
それからそっと置いて包丁を入れるという流れです。

そう、丁寧に、ゆっくりと
これが大切なことなんだ!と分かりました。

「忙しい」という字は、心を亡くすと書きます。
「慌てる」という字は、心が荒れていると書きます。

ゆっくりと、今に集中する。
目の前の食材を、いかにお料理をすることで生かしていくか。

ただ、そこに意識を向けていると、
食は私たちのあらたな生命となるエネルギーに変わるのです。

ですから、私もおむすびを作るときには、まずはごはんを炊くことに意識をしっかりと向けます。
お米を研ぐ時
お米を水に浸して、その様子を見る時

土鍋にお米を移して、水加減を計り火にかける時
ふつふつと沸騰したあとに火を止めて、蒸らす間は、おむすびを作っていく準備に移り、
また一つずつ作業に没頭します。

初女さんもお話してくれましたが、お米には一粒ひとつぶに7人の神様が宿ると言われる位、
とてもパワーがあります。それを「穀力」というそうです。

その力を最大限に生かすのであれば、やはり炊き立てのごはんです。
レンジでチンして温めるごはんでは、命のパワーが落ちています。

今でも私は毎朝ごはんを炊き、朝ごはんには炊き立てのごはんをいただいて、
お昼には朝に作ったおむすびをいただいています。

朝はごはんとお味噌汁。または、ごはんと野菜のおかず。
そんなシンプルなメニューですけれど、炊き立てのごはんさえあればもう、それだけで十分なんです!

そして、炊き立てのごはんで作ったおむすびも、最強です!

コールセンターの仕事ではいろんなお客様との対応で
かなり疲弊してしまうのですが、
私は自分で作ったおむすびを食べると回復して、また元気になります。

周りの同僚たちは、買ってきたお弁当やお惣菜、カップ麺をささっと食べて、時間ギリギリまで死んだように寝ていますが、私はそこまで疲れ切ってしまうことなく、乗り越えていきました。

私自身が作るおむすびにも、確実にパワーがあるんだ!
というのを毎日感じていました。

おむすびは毎日食べても飽きませんし、おむすびに入れる具を工夫したり、
ごはんがおいしく炊けないとおむすびもおいしく作れませんから、
炊き方もいろいろ研究したりと、作ることも飽きません。

おむすびは毎日私自身を癒しながら、人も癒すおむすびに進化していった。

あと私は友人たちを自宅によんで、手料理でもてなすこともよくやってきましたが、
どんなお料理をいろいろと作ったとしても、みんな口を揃えて

「おむすびが一番おいしい!」

と褒めてくれます。

あんなに色々なお料理を出しても、おむすびなのね!と複雑な気持ちになりながらも、

やっぱりおむすびはソウルフード。
どんな人の心にも届く、最強のお料理なんだなって、
しみじみと感じたのです。

お料理して自宅でおもてなしをすること
おむすびで喜んでもらえること

そんなことを続けていくうちに、
やがて私の中で、一つの新しい想いが生れていきます。

そして私はどんな行動を起こしたのか?はまた次回に続きます。


最後までお読みいただき、感謝いたします。

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毎朝5分の五感を味わう食習慣で、

元気で自信に満ちたココロと体を手に入れる!

マインドフォレスト・

フードプログラム主宰

進藤 尚子

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