間違えると逆効果!ショウガの正しい活用法

食関連

「ショウガはからだを温める」というのは、あなたも一度は聞いたことがあるでしょう。

日本ではすりおろしショウガがチューブで販売されているくらいおなじみですし、

世界を見てもいろんな使い方があるポピュラーな食材。

けれども、冷え性のあなたはつかい方に気をつけないと、温めるどころか冷やしてしまっている可能性があります!

今回は、ちゃんと温めるためのショウガの活用法についてお話しますね。

ショウガのさまざまな活用法

日本では薬味でおなじみのショウガ。

漢方では生薬として使われ、欧米ではジンジャーとしてハーブで扱われ、さまざまな効能効果が期待されています。

実は、ショウガは生のままか、乾燥させたかによって、効果が変わることをご存知でしょうか?

夏は生で

生のショウガには辛味成分の「ジンゲロール」が多く含まれ、血の巡りを良くして一時的に発汗を促す作用があります。

だから、水分代謝が悪くてむくんでしまう夏は、生で食べるといいんですね。

冷や奴や素麺に、すりおろしたショウガを添えるのは理にかなっていて、昔の人の智慧は素晴らしいですね。

冬は乾燥で

ショウガを乾燥させると、発散性の成分・ショウガオールが少なくなり、温める力が強い「ジンゲロン」が多くなります。

なので、冬は生でなく、ジンジャーパウダーのように乾燥した状態で摂るのがおススメ。(ジンジャーパウダーはスーパーのスパイスコーナーにもよく置いてあります!)

私はからだが冷えているなあと感じたら、紅茶にジンジャーパウダーを一振りして飲んでいますよ。

加熱して温まる

ショウガは加熱すると、ジンゲロールの一部が「ショウガオール」というからだを芯から温める成分に変化します。

風邪のひき始めに飲むといいショウガ湯は、ショウガを入れて10分ほど加熱するといいですね。

摂り過ぎには注意!

ショウガの摂取目安量は、1日5 〜10グラム。

すりおろしは小さじ1,パウダーは1〜2グラムまでとされています。

とり過ぎる胃が荒れて、胸やけや下痢が起きることもありますから、多く摂れば効果も大きいだろうではなく、ほんの少々で十分!と覚えておいてくださいね。

ショウガの加工品に注意!

最近では、砂糖とショウガを一緒に煮詰めたジンジャーシロップや、ショウガの砂糖漬けもよく見かけますが、砂糖はからだを冷やす性質があります。

つまり、冷え性改善には向かないワケですね。

冷えやすく生理痛が重い女性は、加工されたショウガはたまに楽しむ程度にするほうがいいでしょう。

さいごに

食材は活かすも殺すも、自分次第。

からだを温めてくれるはずのショウガで逆に冷やしていた!

ということがないように、ぜひ今回の内容を参考にして、からだの免疫力を上げて整えていきましょう♪

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